ことの起こりは21日に放送された『中居正広の7番勝負!超一流アスリートvs芸能人 世紀の対決SP2011』で行われた罰ゲームのこと。
この番組は中居正広が一流のアスリートやスポーツの得意な芸人たちを集め、「己の限界に挑戦」するという趣旨のスペシャル番組だったのだが、中居くんは3勝4敗で敗北。罰ゲームはジャニーズの先輩、マッチこと近藤真彦の代表曲『ギンギラギンにさりげなく』をひとりで歌うというもので、偶然テレビで番組を見ていたマッチは中居くんの歌い方が「なっていない!」と説教をしたというのである。
確かに中居正広は現在ジャニーズの中で「ちょっと歌唱力に難のある」アイドルの代表格であるのだが、かくいう近藤真彦もかつては歌唱力については常に疑問を投げ続けられたアイドルだったことは有名だ。そのため彼に対するツッコミが方々から囁かれている。
マッチは中居くんと同じく歌唱力については、ある程度自覚はしていたようで去年、第52回日本レコード大賞で「最優秀歌唱賞」を受賞したマッチは「(歌を)20年余り経ってやっと自信がついた」とかなり恐縮したコメントを出していた。現に最近の曲では若いころの歌い方からだいぶ変わり、年相応の落ち着いた雰囲気で新曲を出し、新たなファンも開拓している。
ちなみに『ギンギラギンにさりげなく』を歌っていた頃も、黒柳徹子からは「きちんと発音ができていてうまいと思う」と評価されていたため、もともとマッチは「歌は上手いのではないか?」という意見もある。そのためマッチが怒っていたのは、中居くんが最初からヤル気の無い風に歌っていたとことが原因ではと言われている。
なお、この記者会見では「最初から二人で発声練習をする!」とマッチが語っていたため、スーパーアイドル同士の「奇跡のデュエット」が今後、見られるかもしれない。どちらが「上手いか」は置いておいて、彼らの共演には是非とも期待したいところだ。