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着々と進行するタッキーのジャニーズ内での“天下取り”

 来年CDデビューすることが決まっている、ジャニーズJr.内のユニット「Snow Man」と「SixTONES」がメインキャストを務める舞台「少年たち To be!」(7日から東京・日生劇場)に、7月に亡くなったジャニーズ事務所・ジャニー喜多川社長(享年87)が、声で“出演”していることを、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、その音声は6日に同所で行われた公開稽古でお披露目。同舞台の企画・構成・総合演出をジャニーさんが手がけてきたが、今回はジャニーズアイランドの滝沢秀明社長(37)が演出プランを引き継いだという。

 滝沢氏はストーリーをプラスし、さらに第1幕の本編最後にサプライズ演出として、ジャニーさんの生声を流す仕掛けを用意。2015年にNHKラジオで演出家の故・蜷川幸雄さん(享年80)と対談した際のジャニーさんの音源だが、ジャニーさんの音声が舞台で披露されるのは初だという。

 「すっかりジャニーさんの“後継者”になってしまったタッキー。以前は各スポーツ紙の担当記者とジャニーさんが食事会を行っていたというが、今やその食事会を引き継いでいるのはタッキー。藤島ジュリー景子新社長は記者たちと接触させないようだ。そうることによってメディアを味方につけ、配下であるジャニーズJr.たちを率いて進撃し、ジャニーズ内での“天下取り”を進めている」(芸能デスク)

 「ジャニーズ」帝国ならぬ「タッキー帝国」を築けるかが注目される。

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