この日は、自身がホストを務めるサムライTVの「武藤敬司☆SHOW」(11日、23時〜24時放送)で丸藤を“接待”した武藤。故三沢光晴さんとのシングルマッチの思い出や、世界ジュニアヘビーのベルトを巻いていた時の話など、約1時間に及ぶ収録は大いに盛り上がった。
また、丸藤が副社長に就任したこともあり「ノアを守って、みんなを引っ張るべきなんだよ」と会社経営の先輩としてアドバイス。これには丸藤も「畑は違えど、世代は違えど、話を聞くだけでも勉強になります。今は選手の底上げをしないと。ウチの団体は遅れてるところがあるし」と感心しきりだった。
過去には同番組がきっかけで、西村修の電撃移籍や船木誠勝のプロレス復帰などを実現させてきた。さらにノア9・27日本武道館大会後には、丸藤から「これで終わりだと思っていない」と交流継続を要請されている。
武藤は「チャンポン(交流)を毎日やったらマンネリが起きて、よくないと思う」としながらも「いい形で互いが結ばれて、壁になれるようなら。もし、三沢社長の代わりになれるようなシチュエーションがあれば、お手伝いしてもいいかと思う」と再出撃を示唆していた。
武藤と丸藤。これまで交わることのなかった天才が交わる日はそう遠くないかもしれない。