いずれも、破局した今なお全員が独身を貫いており、女性芸人側が金満だ。反して、男性側がぶっちぎりで売れた例もある。たとえば、劇団ひとり。
作家、映画監督としても大成功を収めたひとりだが、20代のころ、わずかな期間ながらも同棲をしていた。お相手は、なかのよいこ。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の人気企画“細かすぎて伝わらないものまね選手権”では、トレンディドラマ『101回目のプロポーズ』(同)のときの浅野温子を持ちネタにしている、なかの。90年代、『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)の企画“15少女漂流記”にみずからの意思で挑戦したことがきっかけで、ひとりと別れた。
「悔しいです!」でおなじみのザブングル。“奇跡の顔面” 加藤歩は既婚者だが、いまだ独身の松尾陽介は、かなりのイケメン。売れない時代は、ゆみみという中谷美紀似の芸人と交際していた。彼女は現在、サンミュージックに籍を置き、イー☆ちゃんとコンビ芸人・マリアとして活動している。
最後に紹介するのは、今なお旬が続いているアルコ&ピース。話術、ハスキーボイスともに優れている平子祐希は、愛妻家で子煩悩。ふたりの子どもがいる今でも、さかんに嫁を抱くことを、正々堂々と明かしている。相方の酒井健太は、やや女性的。『THE MANZAI 2011』でスターダムにのし上がるほんの少し前まで、ロリィタ族と交際していた。
その名の通り、ロリータファッションに身を包み、やや病んだようにも見える、ロリィタ族。ラブラブだったころは、首を絞められながら愛し合うというプレーにハマったことがあったとか。某テレビ番組で酒井に復縁を迫るなどして、やや痛い…。
探ればまだ出てきそうな芸人カップル。折を見てまた、紹介したい。(伊藤由華)