6月=水が無いと書いて“水無月”(みなづき)!
でも水の多い梅雨時ってどういう事? って子供の頃疑問だったのは私だけ?(汗)
ついでにこの6月は曇り空の薄暗いどんよりとした日が続くというのに、パ〜っと遊べる休める祝祭日がない月で、これまた疑問…。
そういえば学校の創立記念日って6月が多いですよね? きっと祝日がないから計画的に先生方が6月に制定するのでしょう(笑)。
祝祭日はないけれど、6月に、日本酒のイベントは結構あるんですよ!
私が最近注目しているのは「酒和从(しゅわっと)」といって、秋田県内の酒屋7店舗から結成された平均年齢33歳の若手経営者グループ!
昨年、県内の蔵元の若手経営者5人が「NEXT5」を結成し新酒作りなどを活動されたのを受け「蔵だけでなく酒の販売側も若返りをしよう」という狙いでスタートしたそうです。
そんな酒和从(しゅわっと)が新しい日本酒の魅力を伝えるイベント「酒縁2011」を今月12日(日)に、JR秋田駅前のアゴラ広場で開くとの事。
(詳細は→http://www.osake.or.jp/topics/2011/shuwatto/index.html)
「日本酒はおじさんが飲むイメージがあるが、スパークリングワインやハイボールのような飲み方で楽しむこともできる。若い人に日本酒の新しい飲み方を提案したい」と話すメンバーですが…。
ただ、最近この“若い人”とか“女性”にこだわり偏り過ぎているようで、個人的にはあまり好かないんですよね〜…。
新しい風、新しいアイデア、新しい飲み方、それも大切ですが、大モトがしっかりしていて本物でなければ良い意味で崩せないし、元々のファンが離れ新しいニーズにも受け入れられない。日本酒とはいえない全く別の世界になってしまう、と思うんです。
最近女性のきき酒師が多くなってきました。以前、彼女らが集う「ブラッシュアップ講座」に参加してみたんですが…。
んーーー、確かにきき酒師の資格保持者なんだろうけど…、こういうと語弊があるかもしれませんが、ちょっと風変わりなお気取り集団!? なんちゃってセレブ!? みたいな話をしていて、いい気はしなかった! です(汗)。
そもそもこの資格に問題があるように私は個人的に思います!
前にも少し話しましたが、この試験にお金も時間もかかる事から“落とす”事はほとんどないという噂(?)が…。
合格後は年会費が一生必要で、払わないと資格失効!! 何か、腑に落ちないでしょ?(汗)
これじゃ余計日本酒離れも起きるし、それを繋ぎとめようと業績を落としたくない一心でこういう方法に出てしまう日本酒業界…。
いい物はいい! 美味いものは美味い! 本物は裏切らない! ここいらで今一度初心に戻って日本酒のセールスプロモーションを見直して欲しいものです。
おじさんイメージ、いいじゃないですか〜(笑)。その親父さんたちが、一生懸命丹精込めて日本酒を作ってくれているんですよ〜!
今月19日(日)は父の日。世の中の親父に感謝を込めて…、次回は蛇の目ピロコお薦め“父の日”にとっておきの日本酒をご紹介します! お楽しみに〜!
(蛇の目ピロコ)