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堀越日出夫の「私テレビの味方です」 「スタ誕」もどき不発連発 アイドル女優の卵を発掘せよ!!

 普通に生きていると見逃してしまいがちだが、各局のテレビを横断的にチェックしていると、意外とオーディション系の番組(またはコーナー)が多いことに気づく。TBSの昼間の番組「サカスさん」からは、ネプチューンの名倉潤(40)プロデュースによるアイドルグループ「スッピンファイヤー9」が誕生した。日本テレビでは、日テレジェニックを誰にするか視聴者に投票してもらう「アイドルの穴」(=終了)を放送していたし、テレビ東京「音楽ば〜か」は異色ユニット「美女木ジャンクション」をデビューさせた。いずれもゴールデンタイムで放送されているわけではないが、オーディションものは全く死んでいない。むしろ数だけなら現代の方が多いくらいである。

 しかしながら、誠に残念なことに、どれもが成功しているとは言い難いのが実情。それはなぜだろうか? 誰かに頼まれたわけではないのだが、この問題について今回は考えてみたい。

 前出のオーディションで番組が推しているのはアイドル歌手やグラビアアイドルである。テレビ番組がどうしてアイドル歌手とグラドルをプッシュするのかが、どう頑張っても理解ができない。
 いや、そのどちらも個人的には嫌いではない。それどころかむしろ好物なのだが、申し訳ないが女性アイドル歌手もグラドルもテレビとは相性が良くないのだ。
 だって…、それは言わなくてもおわかりいただけるはずだ。そういう時代ではないのだ。だから、前出の番組内のオーディションで優勝したところで、テレビ的に出て行ける場所がない。テレビだけが活躍の場所ではないことは重々承知しているが、だったらテレビでオーディションを開催する意味はとてつもなく薄いのではないだろうか?
 では、どんなオーディションを開催すればいいのかという問題にブチ当たるが、そんなに難しい問題ではない。アイドル女優のオーディションにすればいいのだ。
 ゼロ年代以後、テレビと相性がいいのは圧倒的にアイドル女優なのである。いちいち名前を挙げる必要もないので省略するが、テレビで幅を利かせているのはアイドル女優たちであり、現代の定義ではもはや「アイドル=アイドル女優」といっても過言ではないわけで。この5年を振り返っても、グラビアからブレイクしたのは南明奈(20)以外に誰かいるだろうか? 
 だとしたら、あのー、最初っからそっちに針を振ればいいと思うんですけど…。いい加減、誰か気付いて下さ〜い!

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