今月の注目は、「シロハタ」。2012年のオスカープロお笑いライブで、3連覇を含む最多優勝4回を誇る若手お笑いコンビだ。シロハタは現在、「ダウンタウン」や「ナインティナイン」を生み出した、オールジャンルのお笑い芸人の登竜門「第34回ABCお笑いグランプリ」を勝ち進んでいる。今月26日の大阪開催の準決勝に、37組のうちのひと組として出場し、9組の中に残れば、27日の決勝戦(午後3時半から生放送)に進出。大阪遠征を目前に控えたシロハタに、意気込みを聞いた。
−−ABCお笑いグランプリ、ここまでの予選で手応えは?
福田寛(左)「東京開催の2回戦から、お客さんの前で、ライブ形式でネタを披露しました。びっくりするくらい、うけました」
森下貴司(右)「ほんとうに、うけ過ぎて、自分たちが一番びっくりしました(笑)」
福田「お客さんは、確か180人だったと思います。観覧募集で集まってくれたお客さんなので、ほんとうにお笑いが好きな方々です。ただ、僕たちが出ていったとき、その目の肥えたお客さんたちが、『こいつら、何者?』という雰囲気でした(笑)」
森下「その雰囲気の中で始まったんですけど、うけまくって、終わった時には、別の意味で、『こいつら、何者?』と、ざわついていました。気持ちよかったです!」
−−2人とも演劇出身ということですが、昨年から、コントが好調ですね。
福田「僕たちは、オスカープロお笑いライブがホームなんですけど、昨年そこで作り上げたスタイルが、初見のお客さんにも笑ってもらえるようになり、外でも結果が出せてきた手応えを感じています」
−−26日は準決勝ですね。
福田「37組の顔ぶれを見てもらえればわかりますけど、結構、えげつないんですよ(笑)」
森下「完全に、『シロハタって、何者?』状態です(笑)。僕らはチャレンジ精神しかないので、胸を借りるつもりで、暴れてきます」
−−準決勝は大阪開催ですが?
森下「大阪でネタを披露したことは、まだないんです。仙台の時とかはうけましたので、大阪でもいけるのではと思っています」
福田「大阪という別の笑いの文化がある土地で、お客さんにどこまで響くのかを試したいんです。オスカーは、美女、モデル、女優というイメージがあるかもしれませんが、オスカーにもお笑いはあるんだぞと、知っていただければと思います。準決勝は、まあ、突破します!」
森下「僕ら以外の36組も全員、突破するつもりでいると思いますが、2012年にオスカープロお笑いライブで手応えを感じたネタで、大阪に乗り込みます。大阪の皆さん、楽しみにしていてください!」(インタビュー・竹内みちまろ)
【今月のトップ】
B-YOSE
第1位:ダシヨ
第2位:ちょこっとヘブン
第3位:先輩×後輩
A-YOSE
第1位:ダイマル
第2位:とりゅふ
第3位:勝又
【次回のオスカープロお笑いライブ】
日時:2013年2月15日(金)
場所:関交協ハーモニックホール
住所:東京都新宿区西新宿7-21-20関交協ビル
開場:18:00
開演:18:15
チケット:前売り1300円、当日1500円