「初代・亀山薫を除く歴代の相棒は、全員3シーズンで卒業を迎えているからです。これは、本当にものすごいこと」(編成幹部)
今回、反町が前例を破ってまで続投になった理由は、“ミスターテレ朝”の異名を誇る、水谷の特命があったからだという。
「当初、テレ朝サイドの番組スタッフは、マンネリ感を嫌い、降板させる方向で一致していたんです。プランは二つありました。一つは殉職、もう一つがアメリカFBIへの留学です。話し合いの結果、留学という方向で一度は決着したんです」(制作関係者)
そのジャッジに異を唱えたのが水谷だった。
「それこそ、顔を真っ赤にして大反対したんです。歴代“相棒”の中で反町とは本当に息がピッタリですからね。コンビを組んだ当初は、『彼は間が悪い。僕との絡みを極力、少なくして欲しい』と監督にオーダーが入っていた。でも、最近は『彼とのシーンを、もっと増やして』とお願いされるんです」(芸能プロ関係者)
もっとも、当の反町はそんな水谷の心中を察しているのか、オフでも収録現場にフラッと現れるという。
「近所まで偶然来た、と言って顔を出す。ミエミエの嘘をつくんです。水谷はそんな反町が可愛くて仕方がない。最近は反町が、冗談でタメ口を叩いても、笑って聞き流しているんです」(スタッフ)
当然、出演料も大幅にアップしたという。
「シーズン14は150万円。その後、シーズンごとに出演料が上がり、今回の17から250万円になった。まあ、水谷の半額ですが、テレ朝ではトップクラスに入るギャラの高さ」(ドラマ関係者)
いったい、何シーズンまで記録を伸ばすのか。