9月で引退する安室奈美恵(40)のラストツアーのチケットがとんでもないことになっている。2月17日の名古屋公演から追加公演を含む計17公演で約75万人、3月17日の中国から幕を開けるアジアツアー5公演では約5万人の動員が見込まれるのだが、先行予約の抽選に応募が殺到。本来、見るべきファンの元にチケットが回り切らないという現象が起きているのだ。
「マジでシャレにならない事態になっているんです。レーベル元のエイベックスの上層部やテレビ局のプロデューサー、アムラーを自称する芸能人でさえも手に入らない事態になっている。スポンサー筋でも入手できない、本当にプレミアムになってしまった。今後、安室のファンらがお金にモノを言わせてチケットを買い漁る可能性も出てきた。もしかしたら、1枚100万円以上の価値をつけるかもしれません。基本、チケットの転売は禁止されているが、そこは需要と供給の関係があれば取引が成立してしまう」(芸能関係者)
今回、安室の引退ツアーのコンサートチケットが超プレミア化していることを当の安室本人は気が付いていないという。
「おそらくこの事実を知り、一番落ち込むのが安室本人になるはず。あれだけファンを大切にしてきたアーティストは他に類を見ない。おそらく誰かが買い占めているのでしょう。ツアーに行って、もし席がガラガラのような事態になった場合、悲しむのは他ならぬ安室本人ですよ」(同)
サッカーW杯やオリンピックなど過去の例を見る限り、超プレミア化したチケットは、直前になって必ず売買されている。熱心なファンはその時をひたすら待つしかないようだ。