先週世界に向けて婚約発表した2人は、ロンドンのウェストミンスター寺院で挙式予定で、当日は英国の祝日になる。ウェストミンスター寺院は1997年にダイアナ元妃の葬儀が取り行われた場所でもあり、ウィリアム王子にとってまた更に特別な場所となりそうである。
セント・ジェームズ宮殿で行なわれた会見で、王子の秘書を務めるジェイミー・ローサー=ピンカートン氏はこのように述べた。
「2人は、聖キャサリンの祭日である4月29日金曜日、ウェストミンスター寺院で挙式することに決定しました」「2人は、圧倒的な美しさと、1000年にも渡る王室の歴史、そしてその広さよりも親しみを理由から、この会場を選びました」「この寺院は、王室一家と長い関わりがあり、様々な意味で王室一家の、そしてもちろんウィリアム王子にとっての教会でもあります」「2人は、他の婚約したてのカップル同様、最高に幸せで、現在は挙式の準備に追われています。こんなに幸せな2人を見た事はありません。とても素晴らしいことです」
デーヴィッド・キャメロン英首相は、当日を国民の祝日にすることに決定している。
「ケイトさんとウィリアム王子の挙式は、幸せで極めて重要な行事になるでしょう。我々は、この日を『国民の祝日』として記念したいと思います。祝日にすることで、多くの人がこの日の祝いに参加できるチャンスを得られることでしょう」
2人の挙式およびハネムーン費用は、英国王室とミドルトン家から支出されることが発表されているが、セキュリティや警察にかかる費用は税金から支払われるものと予想される。
ローサー=ピンカートン氏は、更に、「誰が何に支払うかという詳細についてはまだ分かりませんが、ミドルトン家は寄付を切望しています」と言い足した。
英国の王位後継者2番目の地位にあるウィリアム王子とケイトさんは、結婚式を“伝統的なイギリス様式”で“イギリスが最も得意とすることの最高の規範”になるようなものにしたいと願っている。