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張本発言、また炎上 高梨沙羅「今のままではルンビに勝てない」

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画像はイメージです

18日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が平昌オリンピック女子ジャンプで銅メダルを獲得した高梨沙羅について辛口コメントを行い、批判を浴びている。

 番組では元ショートトラック選手でオリンピック3大会出場の勅使川原郁恵氏を交え、平昌冬季オリンピックの模様を特集。

 羽生結弦が金メダルを獲得した様子が流れると、張本氏は大絶賛。「倍くらいのあっぱれをあげたいよ。あのねえ、嫌な世の中でしょ今。暗いニュースが多いじゃないですか。初場所の相撲の栃ノ心、羽生くん。怪我から上がって来たから。怪我のときはみんなね、不安で惨めなもんなんだよね。そんでもう、感激しましたよ」と興奮気味にコメントする。

 ところが、スピードスケート女子1000メートルで小平奈緒が銀メダル、高木美帆が銅メダルを獲得したニュースでは、「銀とか銅とか取るのも大変なのにね、羽生の金で全部吹っとんじゃうもんね」と問題発言。

 ここは勅使川原氏が苦笑いしながら、「いやあ、でも2位と3位で表彰台を飾ってくれましたので、私はアッパレ」とフォロー。これに羽生へのコメントで評価を上げていたネットユーザーから「どちらが年長者かわからない」と批判が殺到した。

 さらに、ネットユーザーを怒らせたのが、高梨への発言。念願の銅メダルを獲得した彼女について張本氏は「今のままじゃルンビに勝てないよ。もっと自己管理して練習を積み重ねないと」と指摘する。

 関口宏から「なにがいけませんかね」と聞かれた張本氏は、「まずね、助走から、もうね、ルンビは(身長が)171だからね、彼女は152ぐらいしかないからね、助走から差がちょっとあるんですよ。ですから、踏み切りの時、飛ぶ時の練習をもっとしてもらいたいわね」と苦言を呈す。

 これについては、勅使川原氏が「でもですね、ルンビ選手は身長が高いので、板の長さも長くなるんですよ。で、風を捉える面積が大きくなるので、高梨選手は152センチとしての、頑張りましたよね」と指摘。

 関口が「じゃあ、もっと背伸ばさないといけないね」と相槌を打つと、「そこにあるんですけども。そういったところもあるんで。前回ソチでは4位だったので。『取らせていただきました』というコメントもあった。心が優しいんですよね」とフォロー。張本氏は沈黙し、次の話題へと移った。

 張本氏の発言に、ネットユーザーは大激怒。「専門外のことはいうな」「老害は黙っていろ」「どうして褒めないのか」など、批判が噴出。またも、大炎上となってしまった。

 ベンツや化粧などが批判されたうえ、ワールドカップでも不調で、メダル獲得が危ういと囁かれていた高梨だが、平昌オリンピックではそのような声を跳ね返し、見事に銅メダルをつかんだ。

 その事実は称賛されるべきものであると思われるのだが、張本氏に言わせると「まだまだ頑張らなければならない」ということのようだ。

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