岡田の“「本音」激白”は先ごろ幸福の科学出版より発売された書籍『人間力の鍛え方〜俳優・岡田准一の守護霊インタビュー』内に掲載。これは岡田の守護霊が「霊言(れいげん)」という形でインタビューに応じたもの。
前出・肥留間氏は「今回の守護霊インタビューは“俳優・岡田准一”の実態を知る上でも大変、興味深い内容になっている」と語り、感想を寄稿した。
岡田にとって昨年から今年はまさに俳優としての転換期。これまでの「大衆役者」から「名優」にジャンプする貴重な年月と言っていいでしょう。
そう言った意味でも大川隆法総裁先生の着眼点は素晴らしいと思います。又、大川総裁の元に降りてきた岡田の守護霊もナイスタイミングだったと言えるでしょう。
とはいえ、辛口の私に言わせれば、岡田の演技力はまだまだ発展途上。『軍師官兵衛』などは100点満点中60、70点ほど。昨年から飛躍的な伸びを示しているといってもまだ、この程度です。
関西で生まれ幼少期に両親が離婚。14歳でジャニーズ入りし、単身上京すると、ほどなくV6としてデビュー…いわば、彼の人格を形成したのは芸能界なのです。
「芸能界」とは、「人格を崩壊させる場」。これは「悪く言えば」の話ですが、周囲にチヤホヤされ尻の世話までスタッフがしてくれる。ダメなタレントは「悪魔の世界」に飲まれてしまうのです。
ところが岡田は違った。自分に打ち克ち学問に励み、社会勉強に明け暮れたのです。
それを考えると岡田の役者としての努力や研究する力は高い評価に値します。発展途上にいますが、近い将来、日本を代表する名優になるでしょう。
今回の霊言で興味深い箇所があります。《私は、私の仕事を通して、人間としてのあるべき姿を描きたいし、理想とまで言っては、あれかもしれないけども、「それぞれの人に、夢とか理想とかを追い求めてもらいたいな」という気持ちを持っているので、自分の演技を見て、そういうものを共鳴・共感してくれる方が出たら、うれしいなあと思いますね。》
岡田は「たかが芝居」にここまで魂を込めているのです。実に謙虚で、彼の人柄は本当に素晴らしい。なかなかこう思って俳優道を突き進んでいるタレントはいませんよ。
その背景には勿論、岡田准一という人間が「常に努力の虫であった」訳ですが、彼の育ったV6という環境が又、良かったのかもしれません。
森田剛、岡田、三宅健の「Coming Century(カミセン)」と井ノ原快彦、長野博、坂本昌行の「20th Century(トニセン)」。V6の中に年齢差が10も離れているユニットの存在が全てを物語っています。岡田や森田らにとって井ノ原、坂本などは「兄以上、父親未満」的な存在で生きた教材だったのかもしれません。
そうだとしたら、トニセンの3人もまた人として素晴らしかったという事です。
岡田が名優になる日は遠くありません。その日が来るのを一番楽しみにしているのはV6のメンバーかも知れないですね。