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上原浩治が嫉妬したプロ野球選手とは…

 1月3日に放送された『ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人』(フジテレビ系)で、上原浩治が嫉妬する人を語った。

 上原は「自分と比べて『なんでアイツが?』っていう思いは常に持ってるので。外見も良くて野球も上手くて、すべてが良い方向にいっているので悔しいというか…高橋由伸です」と口にする。

 強く嫉妬した理由について「やっぱり同年代にライバル心を持つわけであって、ましてや高橋由伸に関して言えば生年月日が一緒なんで」
「名古屋で誕生日だったんですよね。空港で行くじゃないですか。(高橋と)2人で歩いてて、誕生日ですよ?由伸だけプレゼント貰って、僕だけ素通りっていうのはありましたけどね。『何でお前だけやねん』っていうのを言ったような記憶があります。それがムカつくっていうか悔しいじゃないですか」と誕生日が一緒だったため人一倍高橋を意識せざるを得ないシチュエーションを多く経験してきたからだという。

 また、「嫉妬しようっていう気持ちがなくなると、向上しようという気持ちもなくなってくると思うので、良い目標、ライバルを作ることができたなって思ってますけどね」と高橋に感謝を述べ、「嫉妬とはパワーの源です。自分が1年でも長く(現役で)やってやろうってなりましたね」と嫉妬を肯定的に解釈していた。

 さらに、高橋監督の下で上原が現役でプレーする可能について質問。上原は「アイツに命令されたくないんで行きたくないです。由伸が監督辞めたら、もしかしたらジャイアンツに戻るかも」と答えた。

 嫉妬と聞くと「足を引っ張ってやろう」「失敗しろ」と連想されがちだが、一流の選手は嫉妬を「あいつに負けないよう努力しよう」と自身を向上させるためのエネルギーに変えられる。今シーズンも嫉妬を原動力にフル回転で活躍してほしい。

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