同番組では清水の騒動を例に、芸能事務所とタレントの契約について特集が組まれ、爆笑問題らが所属するタイタンの太田光代社長らが出演。そして、同番組に対して清水の父親が寄せたコメントが紹介された。
清水の父親は契約解除など一連の報道について、「(娘が)自分ばかりが悪いように一方的に報じられていることに、強い衝撃を受けていました。ドクターストップがかかってしまったのが事実なのに、それがまったく考慮されない報道は、不公平ですし、一方的に娘だけが批判されるのは、本当にかわいそうだと思います」と文書で回答。
また、現在の状態について「夜も眠れないようで、自宅で休んでいます」と説明。コメントの文面には、父親から見て清水が心身の状態を崩した時期について、「2010年頃から自傷行為がありました。特に激しくなったのは2015年頃からだったと思います」などとつづられていた。
「過酷な残業により電通社員が自殺したことが発端となり、各企業の労働環境に注目が集まっているが、清水の問題が発端となり、芸能界の労働環境に注目が集まっている。ほとんどの芸能プロは社員のサービス残業なしでは成り立たない仕事量で、芸能人も売れないうちは薄給で使われている場合が多いが、清水の“告発”はかなり説得力があるだけに、NHKも番組のテーマとして取り上げるに至ったのだろう」(芸能記者)
清水の所属事務所「レプロエンタテインメント」は創立25周年記念プロジェクトとして演芸の聖地・浅草に「浅草九劇」を設立し3日に開業したが、まだ解決していない清水の問題が山積みだ。