しかし、一大イベントの途中で行われ、世間が注目するもう一つのビッグな催し物であるハーフタイムショーに出演したレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブに疑念の目が向けられた。
ブルーノ・マーズと一緒に、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ自身の91年ビッグヒット『ギヴ・イット・アウェイ』をパフォーマンスした同グループだが、ライブを見ていた人間から、ソーシャルメディアを通じて、メンバーの演奏していたギターにコードが繫がっていなかったと暴露された。
ベースのフリーは、翌日の月曜、ツイッターで“詐欺じゃないってば、しかたなかった、でも詐欺じゃないぜ”とすかさず反応した。
また、スポーツウェブサイトのFANSIDEDでは、フリーとグループが公式に声明を出したことについて報道している。
「NFLとブルーノ・マーズによって、スーパーボウルで『ギヴ・イット・アウェイ』を演奏するように依頼されたときに、ヴォーカルは生演奏であると明確にされましたが、ベース、ギター、ドラムに関しては予めに録音されます〜」
どうやら、生演奏中での突発的な技術的なトラブルを避けるために、このような行為は周知の事実であると述べているようだ。
去年のオバマ大統領就任式では、ビヨンセの口パク疑惑もあり、大事なイベントでのこのような工作は、公然とされていることが判明したが、熱烈ファンにとっては、どうやら大騒ぎすることではないようだ。