会見場に姿を現した品川は、開口一番、「僕、中卒なんですけど」と、初体験となる「先生」の大役に早くも緊張の様子。授業とバラエティーをミックスさせた企画をやりたいと思っていたところ、本物の授業が行われることになった経緯を紹介し、初回の授業を迎える心境を「緊張でしかない」と語った。挙げ句の果てに、「あんな庄司でも隣にいると心強い」と相方を恋しがる始末。品川自身、監督として映画を2作品、制作しているが、女子高生が書いた携帯小説がベストセラーになるなどする中で、「才能がある人が女子校にいれば、おもしろい。みんなも文化祭感覚で出席して、いっしょにつくっていきたい」と意気込みを口にして、教室へ向かった。
この日は、第1回目となる授業の一部が報道陣に公開された。品川は、公募のうえ抽選で選ばれた中学3年生から高校2年生の生徒42名と対面。事前に書いてもらっていたアンケート用紙をもとに、生徒たちの自己紹介から授業を開始した。「シナリオ作りは楽しそうで、やってみたいので応募しました」「(受講することができなかった)友だちにも、『いいな、いいな』と言われたので、その分も、頑張りたいと思います」「夢のひとかけらをみつけたくて、この講座に応募しました」などと語る、真面目で熱心な生徒たちに温かく迎えられ、“夢の授業”を開始した。(竹内みちまろ)