◇今週のこの1枚◇エルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズ「NEW YORK AT DAWN」(1983年/EMI)
CDというのもちょっとした巡り合せで手元にあったりするもので、まさしくこのCDがそうで、先日、ドナルド・フェイゲン、マイケル・マクドナルド、ボズ・スキャッグスのライブを観に行って、ドゥービー・ブラザーズのCDを聞いていたところ、昔、90分テープの片面にドゥービーを入れてて、反対の面に、エルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズのこのアルバムを入れてて、どうしてもCDで聴きたくなって調べてみたら、今年に「Expanded Edition」が出ていて、6曲追加されていたので、すぐ購入して、手元にある訳です。
サウンドは、全体を通してダンサンブルでゴージャスです。都会の匂いがしながらも、ホーンをフューチャリングした曲が多いので、どこか昔の、クラブのハコバン的な雰囲気もしますね。1曲目の「A Night In New York」は発売当時、日本でもCMで起用されたことがあるので、聴いたことがある方もいらっしゃると思います。この曲はYouTubeでも上がっているので、試しに見てみるのもいいと思います。
プロデューサーにキッド・クレオールの名前が入っていて、歌っている女性ボーカルもココナッツの一員みたいなので、キッド・クレオールの覆面バンドとも言われています。このバンド名でも1枚しかアルバムが出てないので、多分そうでしょう。
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