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書評「七人の政治家の七つの大罪」平沼赳夫著、講談社

 “世紀の総選挙”が間近に迫ったせいか、政治家による著作が多数出版され、書店でも元気がいい。政治家モノは報道されていない過去の事実が実名で掲載されていたりすると面白いものだ。

 「次期首相候補」とも言われた著者が書く本書は、永田町の知られざる舞台裏で暗躍した政治家の名が、アルファベットになった一部の議員を除き実名でずらずらと。市民が知ることのない政治の側面をあぶりだす。

 郵政民営化反対を貫いて自民党を離れた著者。無所属議員となった現在の立場から歴代首相ら6人を「日本をここまで悪くした6つの大罪」として断罪する。そして最後の7つ目は、それを止めることのできなかった「平沼赳夫の罪」というわけだ。
 政治を題材にしながら、内容は非常に読みやすい。(税別1600円)

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