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松坂、中日退団で触れなかった「移籍先との密約」 記者団に答えた“余裕”の口ぶり、古巣復帰はもはや時間の問題?

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 中日ドラゴンズの松坂大輔(39)が加藤宏幸球団代表に退団を申し入れ、それが了承されたのは、10月4日だった。「中日退団」と同時に報じられたのが、古巣西武が「獲得に向けて調査を開始」というものだった。

 一般論として、プロ野球界における去就のことで、「調査」と出たら、「もう決まっている」と見たほうがいい。フリーエージェントもそうだが、獲得先の球団が現れないのに権利行使すれば、恥を掻くだけ。ヘタをすれば、失業者になってしまう。去就問題において、“ウラの事前交渉”がなれば、絶対に動けないのだ。

 しかし、中日・加藤代表との会談後に語った言葉は本当のようだ。

 「先日(10月1日)、森(繁和)さんとデニーさん(友利氏)が退団されましたが、僕に声を掛けてくれてドラゴンズに入れてもらった2人が退団することになったので、僕も(中日に)いちゃいけないかなと思って、退団することを考え…」

 森氏の去就については、こんな情報も交錯している。

 「すでにいくつかの球団が『ウチに来てほしい』とオファーを出しています。近年の中日の外国人選手を見れば分かる通り、森氏は目利きの渉外担当者でもあります。森氏の渉外ルートを欲する球団は少なくありません」(球界関係者)

 その森氏の助っ人発掘の実働部隊でもあったのが、デニー友利氏だ。森氏が他球団に行くとすれば、「友利氏もいっしょに」と言ってくるだろう。それだけではない。 「松坂をなんとかしてやってくれ」とも言い出すのではないかと予想されていた。

 「森氏は昔から面倒見が良く、松坂の中日入りをアシストしたのも、当時、指揮官だった森氏です。復活に懐疑的だった中日上層部を説得して」(前出・同)

 こんな見方もされていた。森氏は西武ライオンズの出身だ。デニー友利氏は西武に移籍してその才能を開花させたクチ。2人の西武帰還がすでに決まっているものの、「松坂を調査」の報道のほうが先に露呈してしまった、と…。

 そもそも、西武が松坂獲得の調査を始めた理由だが、「若手のお手本」。今井、高橋光、松本、渡邉などの右投げの若手投手にとって、日米数球団を渡り歩いた松坂から出る経験談は参考になるだろう。

 「今オフ、FA権を取得した十亀が残留するのか、それとも他球団に行くのか、まだはっきりしません。若手のお手本としても期待していた内海哲也は故障で一軍登板できませんでした。“人員整理”が終わってから、松坂と正式な話し合いに入るのでは」(ベテラン記者)

 現時点で、ハッキリしていることが一つだけある。4日の退団表明後、松坂は記者団にこう答えている。「トライアウト? 考えていません」と…。戦力外通告を受けたプロ野球選手が再起を目指す機会、それが12球団合同トライアウトだ。トライアウトを受験せずに新天地を得たプロ野球選手も過去にはいたが、それは例外中の例外と言っていい。

 去就問題が本当に白紙なら、藁をも掴む思いでトライアウトを受験するはずだ。やはり、松坂は移籍先に関する何かしらの確証を得ているのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)

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