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吉本興業 闇営業問題で「祭り」から排除 若手芸人生活困窮

 謹慎を言い渡されたタレントが次々に処分を解除され、一連の騒動がようやく終息に向かい始めた吉本興業の「闇営業」問題だが、騒動の影響で、今年の夏は盆踊りや夏祭りといった地域のイベントからのオファーが激減。それが、若手や中堅以下の芸人を直撃しているという。

 あるピン芸人が嘆く。
「毎年、楽しみにしていた地域のお祭り仕事があったんですが、今年はお呼びがかかりませんでした」

 困惑しているのは、仕事を仲介するプロモーターも同じだ。
「断られる理由は『吉本だから』。去年までは“吉本だから”喜んでもらえたのに今年は裏目です。こんな騒動、予想もしてなかったから、後の手配が大変でした。今回の問題で、吉本という会社と反社会的勢力が完全に結びつけられてイメージされ、主催者に“吉本アレルギー”が起こっている」

 前述の芸人が続ける。
「こうした地方や地域の細かい仕事は、ぼくら若手にとっては大事な収入源やし、芸人としても貴重な舞台です。テレビや劇場に出ている人と違い、僕らは細かい仕事がなくなったら終わりですから」

 今回の騒動で、吉本興業には約6000人もの芸人、タレントが所属していることが明らかになったが、その内、安定した収入を得ることができるのは一握り。その他大勢は「吉本」の看板だけを頼りに芸人生活を続けているのが実情だ。

 別の若手芸人も、こう窮状を訴える。
「今までは吉本の名前があれば、それで直接仕事が取れたし、会社の耳にさえ入れておけば、ギャラも自分で交渉できました。でも、これからはなにもかも会社通し。会社(吉本)は、僕らのような下のもんの仕事までは手配してくれませんから、食っていけませんよ」

 これからの学園祭や秋祭りのシーズンも、例年なら芸人には稼ぎ時だった。果たして、この“吉本アレルギー”はいつまで続くのか。

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