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貴乃花が引退届を退職届として扱うよう申請 どうしても“退職届”が必要だった協会側の事情とは

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貴乃花親方

 日本相撲協会を退職する意向を示した貴乃花親方の代理人の弁護士が27日、貴乃花親方の「引退届」を事実上の「退職届」として扱うように要請する上申書を協会に提出したことが明らかになった。一緒に提出した弟子の移籍先に必要な書類は再提出となったが、揃えば協会は10月1日の臨時理事会で退職も含め審議する見込みだ。

 貴乃花親方は、25日に協会側に引退届を提出していたが、協会は「退職に必要な退職届ではない」との理由から受理を拒否。そうした事態を受けての対応と言える。しかし、引退届と退職届にはどのような違いがあるのだろうか。

 「国際弁護士の八代英輝氏が『ひるおび』(TBS系)に出演した際、『退職は法律的には自己都合退社になるので、二度と退社の理由は争えないが、引退は強制されて居場所を失ってその場を去るということでもあるため、後日、去る理由について争うことができる』と分析していました。となると、協会側としてはどうしても“自己都合で退職”という形が欲しかったのでしょう。貴乃花親方が協会にとって不利なことを握っていて、再び争うのではないかと疑ったのかもしれませんね」(芸能記者)

 しかし一方で、貴乃花親方と親交のある元関脇の貴闘力さんは『あさチャン!』(TBS系)に出演した際、貴乃花親方と電話で話したことを明かし、「本人は辞めるって時点で吹っ切れています」と明言。さらに、「どうなるかわからないですけど、協会を訴えてやろうとか、さらさらないと思いますよ」と、貴乃花親方の心の内を明かしていた。

 「貴乃花親方の件で、貴闘力さんは連日、情報番組に出演していますが、『子供を引き合いに出されて協会の人間に脅されたことがある』『協会が貴乃花親方に圧力をかけるというのは日常茶飯事だった』など、協会の闇の部分を暴露しています。貴闘力さんはテレビで発言するということを貴乃花親方に前もって断りを入れ、貴乃花親方も『どうぞ、どうぞ』と了承していたそうですが、ネット上では『貴闘力さん頑張れ』という声も多く広がっています」(前出・同)

 現在、日本相撲協会のTwitterには多くの批判的な声が集まっている。まだまだ事態は収束しそうにない。

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