「本当の意味で彼女を引退させて欲しい」
実は、安室さんが引退する前後から各テレビ局は一斉に「安室奈美恵特集」を開始。9月21日の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ)では、モノマネ芸人の久米景子・坂本彩・春風みずほが安室奈美恵メドレーを歌ったほか、9月23日の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、安室さんの引退ライブにプライベートで参加したイモトアヤコに密着カメラが付いたほか、9月25日放送の特別番組『演歌の乱』(TBS系)では、「CAN YOU CELEBRATE?」を演歌歌手の丘みどりがカバーに挑戦。さらに、ニュース番組の『NEWS ZERO』(日本テレビ)では、安室さんの「Finally」を現在に至るまでEDテーマに起用したりと、安室さん本人そのものの活動はなくても、毎日のようにテレビに話題のトピックとして登場している状態なのだ。
この傾向には、アムロファンの一部では「さすがは平成の歌姫」と好意的に受け止められている部分もあるものの、一部では「引退した悲しみは消えないので正直もうそっとしておいて欲しい」という彼女を気遣う意見のほか、「引退商法もここまで来ると流石に商魂逞しすぎる」とテレビ局がいつまでも安室さんの「引退バブル」を引きずることに対しての批判の声もあるようだ。
むろん、引退から2週間が経過しても、ここまでニーズが高い現状は、予てより噂になっている2018年大晦日の『NHK紅白歌合戦』のサプライズゲスト、もしくは早期の歌手活動復帰の可能性も無視できず、テレビ局主導で何らのかの復帰計画も練られているのではないかとされているが、果たして……。