「現在も、バラエティー番組のゲストと雑誌モデルには引っ張りだこ状態。明るくて会話がうまいキャラが定着しており、テレビを観た新規ファンが増えている。自身のファッションブランド撤退のニュースもあったが、芸能生活は順調ではないか」(アイドル誌ライター)という。
いっぽうで、ますます女優志向も強そう。「最近、佐々木本人から、女優一本宣言、なる宣言が出たようです」(同)というのだ。
この女優一本宣言だが、ちょっとしたいわくがついて回っているようだ。
「佐々木は、テレビドラマにおいて、主役なのにセリフのほとんどない役が続いたことが話題になっていた。そのようにセリフが無い役ばかり来る理由として、彼女は漢字が苦手で、台本読みが十分に出来ないため、どうしてもセリフが棒読みになるから、だともっぱらの噂になっていた」(同)というのである。それについて、関係者はこんな話をする。
「漢字が読めない? 台本を読み込む作業が苦手なのは、むしろ佐々木が飽きっぽい性格だからではないか…。台本読みもそこそこに、独自の役作りに集中したいのかも」(制作会社関係者)というのだ。
では、当ののぞみんはというと、「佐々木自身、『どんな役でも、現実にいるコに見える自然な演技が一番と思う』、と演技に対しての抱負を周囲に語っている。スタッフを相手にセリフの猛練習をしたりしている、と聞いたこともある」(別の制作会社関係者)そうである。
映画女優としての演技の近況のほうは、いまやファンの間ではすこぶる評判がいいようだ。
「じっくりと作品を演出する映画の世界の中で、佐々木希の存在感とかわいさ自体が際立っている。立っているだけで画になってしまうさまは、さながら“かわいい高倉健”といったところ」(映画ファン談)似たような声は非常に多く、スクリーンの中では、既に大物女優ぶりを見せているということもあるようだ。
結局のところ、その人気ぶりは健在、且つ演技力に賛否はあれど着々と力をつけている、となれば、のぞみん人気死角なし、といったところだろうか。