富裕層のためのSNSということでも知られる《ゆかしメディア》の記事によると、前田敦子の2012年の年収は、推定4000万円。コレを元に退職金を試算した記事によると、基本月給が330万円ほど。それに卒業する2012年8月末日までの勤続年数6年8か月、自己都合退職のマイナス係数などを0.6とし、全部の数字を掛け合わせると1300万円超。さらに功労金1000万円ほどを仮にプラスした金額が、あっちゃんの“退職金”なのではないか、ということである。
果たして、これは多いのだろうか。少ないのだろうか。
「そもそもあっちゃんがサラリーマンではないことを置いておいても、AKBに年金積み立て制度があるとか、卒業時にこれまでの功労金が払われる決まりになっている、といった話は聞いたことがない。また、それを払う人も思いつきませんから、根本的にはゼロ円なのではないでしょうか(笑)」(実話誌アイドル担当者)
試算は妥当だが…ということらしい。
「所属事務所はあっちゃんを青田買いしています。ですから、演歌歌手や有名アナのような法外な移籍金は動いていない。だからこそ、今回、国民的アイドルとしての退職功労金を運営が何らかの形で払うのは義務のようなものです。それを誰が率先してするか、という問題の所在ではないでしょうか。同期、それにダイヤの原石のような後輩たちのためにも、よい先例が出来るといいですね」(アイドル誌ライター)
あっちゃんは、後輩たちを背中で引っ張ってきた、AKBの大黒柱。逆指名入団選手のように高額取引の密約がなくても、“退職”における正当な評価は、ファンも願っているのかもしれない?