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「今週のイチ押し」ニコン一眼レフ用標準レンズ

 オジサンたちが新聞記者になったころ、最初に手渡されたのが一眼レフカメラと標準レンズでありました。空間の一部を切り取る望遠、空間を広げて捕らえる広角と違って、人間の目に近い写真を撮るものです。「被写体が遠ければ走って近寄れ、近過ぎたら後ろに即後退しろ!」。あのころは記事同様に新聞写真は“足で撮れ”と教えられたものです。デジカメが登場し、焦点距離がカンタンに変えられるズームレンズが主流となり、オジサンの話は遠い昔となりました・・。そんな今、老舗のニコンが一眼レフ用「AF-S NIKKOR 50mm F1.4G」を発表したのです。
 これを同社の人気カメラD3、D700に付ければ標準レンズとして使えます。なんといっても大口径で優れた描写が魅力。報道写真家を目指す方、一度使ってみてはいかが。来月発売予定、店頭想定価格約6万円。

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