多発する軽犯罪、マンショントラブル…「海外への移住」過酷な現実とは

社会 週刊実話 2019年11月15日 12時03分

 去る10月29日放送のテレビ番組『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)にて、マレーシアへの移住が特集された。昨今も海外移住への関心は高いようだ。

 番組では、20代の移住女性に密着。プール付きのコンドミニアム(高級マンション)に住みながら、月10万円も貯金できているという優雅な暮らしぶりを紹介していた。
「日本人がマレーシア移住のために取得する就労ビザでは、最低給与条件が月収5000リンギット(約15万円)と決められています。マレーシアの物価は日本の3分の1ほどなので、日本で月収45万円もらっているのと同義です」(海外移住コンサルタント)

 国税庁の「民間給与実態統計調査」(2018年)によると、給与所得者の平均月収は約36万円。憧れの海外移住に加えて高収入と考えれば、確かにマレーシア移住は魅力的に見える。

 しかし、マレーシアの首都・クアラルンプールに移住した30代男性は「移住を後悔している」と嘆く。
「マレーシアのマンションは、パッと見はきれいですが張りぼての作りで、雨漏りや水回りの故障が日常茶飯事です。しかも、修繕業者を呼んでもドタキャンは当たり前。治安も悪くないと聞いていましたが、スリや強盗などの軽犯罪は多いです。やはり日本の方が住みやすいと思います」

 また、「物価は安い」といわれているが、落とし穴があるという。
「マレーシアはイスラム教徒が多い国なので、酒税が高く、ビールやワインは日本と同等の値段です。また、現地食は安いですが、日本食や食材はそんなに変わりません。衣服も露天商で売っているようなTシャツは安いですが、すぐ襟はヨレヨレになりますし、色落ちも激しいので、結局、日本と同等の価格帯の製品を買わざるを得ません」(同)

 さらに人間関係のストレスも少なくない。元移住者の20代女性は語る。
「日本人移住者のコミュニティーが出来上がっていて、ウワサ話はすぐ広まります。私は濃過ぎる人間関係に疲れました…」

 移住は慎重に!

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