群馬県を拠点に活動し、最近東京に進出してきたという株式会社アイズ・オンでは、ブレスレット型の芳香チャーム「VRLORI:(ヴァローリ)」を展示していた。
同社は、元々オフィスや店舗などに設置する業務用の消臭装置を開発しているということで、ニオイに関しては専門分野。その技術を活かし、プラスチックが香りを発する、特殊なチャームを開発したそうだ。香りは香水などのように強くはないが、人が近づくとほのかに香るようになっているとのこと。
価格は1000円程度からで、数万円と若干高めにはなるが、オリジナルのデザインでも製作可能。香りも数種類あり、同社の担当者は「体臭を気にするビジネスマンの方に、ぜひ身につけてほ欲しいです」と語った。
熊本県を拠点に活動する株式会社地の塩社では、「男のシャンプー」という商品を展示していた。この商品は自然由来の成分なので、髪の毛以外にも、全身を1本で洗えるのが特徴とのこと。また、成分に柿しぶを使用しており、特に加齢臭などの、体臭対策にもかなりの効果が期待できるそうだ。
価格は600円前後と自然由来のシャンプーとしては安めで、その理由を会社の担当者は「続けて使用して効果を感じてもらいたいので、この価格設定になっています」と語った。品物が近所の販売店にない場合を考え、ネット販売にも力を入れているとのことだ。ちなみに、この商品で髪を洗い続けて、髪の毛がボリュームアップした人もいるとか。
他にも会場では、男性の体臭を抑えるジェルやスプレーなども展示されており、男性の消臭意識の高まりを感じさせるイベントとなっていた。(斎藤雅道)