先日アイルトン・セナー音速の彼方へーを観てきました。
1994年5月1日サンマリノGPでの事故で他界のニュース見た時には衝撃的でした。当時の私はF1詳しくなかったでのすが、アイルトン・セナというスターはもちろん知っていました。
34歳の若さでこの世を去った天才ドライバーアイルトン・セナが他界してから16年という歳月がたちます。生誕50年記念作品としてアイルトン・セナ財団公認 初のドキュメンタリー映画です。
F1好きとかではなくともアイルトン・セナの生き方、つまり純粋に勝つこと純粋に速さにこだわり、その為に自分を磨き、また政治的圧力とも戦い抜く強さを観て、ハングリー精神ともまた何か違う精神力にも感じます。この作品を観て自分とリンクさせ、何かを感じ生きる糧にして欲しい作品です。
ブラジルの裕福な家庭に生まれたアイルトン・セナは4歳でレーシング・カートを始め、その後南米ナンバー1の選手に成長し、ヨーロッパロでは世界中の少年カート・レーサーたちと、レースを楽しみました。
アイルトン・セナの夢は世界最高峰「F1」チャンピオンになること…。夢に向かい前に進むと共に純粋にレースを楽しんでいたレース時代とは全く異なり、待ち受けていたのは政治的問題、スーパー・ライセンスの発給を停止されたり様々な問題で思い悩み引退を考える時もありました。もちろん、勝つことの楽しさ、速くなることの楽しさはあったと思いますが、青年の頃の楽しさとは少しづれてきていたのではないでしょうか。しかし、アイルトン・セナはそんな事に負けず常に自らを磨き、勝つ事を追い続けます。そんな彼を後押ししたのがブラジル国民…彼の訃報が流れた時にはブラジル中の人々が泣き、日本・青山のホンダ本社に置かれたセナのマシンには、おびただしい数の献花が供えられました。
監督:アシフ・カパディア
脚本:マニッシュ・パンディ
<プロフィール>
西田隆維【にしだ たかゆき】1977年4月26日生 180センチ 60.5キロ
陸上超距離選手として駒澤大→エスビー食品→JALグランドサービスで活躍。駒大時代は4年連続「箱根駅伝」に出場、4年時の00年には9区で区間新を樹立。駒大初優勝に大きく貢献する。01年、別府大分毎日マラソンで優勝、同年開催された『エドモントン世界陸上』日本代表に選出される(結果は9位)。
09年2月、現役を引退、俳優に転向する。10年5月、舞台『夢二』(もじろう役)でデビュー。ランニングチーム『Air Run Tokyo』のコーチも務めている。