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愛知県豊田市発! 「くるまのまちの回転ずし」

 回転ずしは、小皿に乗った色々なネタの寿司が、客席テーブル沿いに設置されたチェーンコンベア上に連続的に流され、客自身が自由に取り上げて食べる半セルフサービスな寿司屋である。コンベア上にないメニューはタッチパネルから別途注文をする。寿司以外にもデザート・スィーツ・ジュースなどのオリジナルメニューも取り揃えられ、低価格でおいしいと、子どもから年配者までの家族連れに人気がある。

 ところで、愛知県豊田市はトヨタ自動車の本社と工場と、トヨタ関連の自動車部品工場がある工業都市である。地名である豊田の読み方を「とよだ」と読んでは決していけない。豊田は何がなんでもあくまで「とよた」と読むのである。もともとは挙母町(ころもちょう)という地名であったが、市になる時「豊田市」になったほどトヨタ自動車の影響力は大きいのである。豊田市民の成人は一家に一台ずつ車を保有し、近くのコンビニに行くのにも車を使う。したがって豊田市には歩道が整備されていない。道を歩く市民が殆どいない「くるまのまち」なのである。

 愛知県豊田市にある回転ずし店「はま寿司・豊田朝日店」は、豊田市郊外の国道155号沿いにあり、休日や平日ランチ時も賑わい、人気のある店舗である。今年2月にオープンし、平日は全品94円(税込み)というリーズナブルな価格で食べることができる。この店では「くるまのまち」ならではのサービスを行っている。

 何と! ドライブスルーがあるのだ。回転ずしのドライブスルーとはいっても、車の窓までコンベアから小皿が流されてきて取り上げ、食べるわけではない。持ち帰り寿司を車から降りることなくオーダーし、テイクアウトできるシステムである。持ち帰り寿司のメニューには、「ねぶた」(735円)、「まぐろづくし」(525円)などの1人前パックに、3人〜5人前大皿(1522〜2572円)がある。平日には割引サービスもある。時間帯は11時〜22時30分となっている。行楽のお弁当・夕食用・お土産などに利用できる。今までになかった便利なシステム(特に雨天時)で、ファストフード感覚で寿司が楽しめるのだ。はま寿司では「岡崎大西店」でもドライブスルーを利用できる。

(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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