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巧妙すぎる“ロマンス詐欺”にご用心! イケメン白人だと思ったら…

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提供:週刊実話

 宮城県仙台南署が11月、仙台市に住む60代の女性が米軍司令官を名乗る男らに現金100万円を騙し取られる詐欺被害にあったと発表した。

 現在、主に40〜60代の女性を狙った“国際ロマンス詐欺”が流行しており、仙台市の女性のように現金を騙し取られるケースが急増しているという。

 ネット上ではそのネーミングからか、
《ロマンスってなんだよ。本当に騙される奴いるのか?》
《老後の貯金がっつり持っていかれた人もいるらしい。自分も気を付けなければ》
《年取ったら騙されちゃうもんなのかなぁ》
《映画『クヒオ大佐』みたいだな》
 など、さまざまな意見が上がっていて、大きな注目を受けている。

 「『国際ロマンス詐欺』というと、なんだか最近流行している新手の詐欺のように聞こえますが、実はかなり古典的な詐欺なんです。ただ、昔と違うのはSNSなどを通して接触してくることですね。フェイスブックの友達申請や、語学交流サイトなどで知り合った後、甘い言葉を囁いて恋人気分にさせ、金銭を振り込ませるのです。相手は軍人やエンジニアのパターンが多いですが、女性の場合はモデルや自営業者を名乗る人もいます。相手が外国人だとつい親切心で話を聞いてしまいがちですが、見知らぬ人から話し掛けられたらまず、疑ってかかることが大切です」(全国紙社会部記者)

 都内に住む会社員のOさん(55)は、海外旅行が趣味で、ネット上の外国人交流サイトに以前から出入りしていたと言うが、先日、危うくロマンス詐欺に引っかりそうになったという。

 「相手はサイトを通じて仲良くなった同年代の自称アメリカ人でした。貿易会社を経営していて、ちょくちょく来日するというので、機会があれば一緒に食事をしたいと言われていました。1カ月くらいやり取りをしていたのですが、ある日、日本に持ち込む商品の関税を支払わないと配送ができないと言われ、一時的にお金を貸してくれないかと頼まれたんです。実はこのとき、たまたま同僚にその話をしたところ、相手の写真を検索した方がいいと言われ、グーグルで写真検索をしたところ、詐欺サイトで同じ画像が出てきたんです。海外慣れしているという自負もあり、自分が騙されているとはこれっぽっちも思っていなかったですね。本当に危なかったです」

 仲良くなっていくにつれ、ついつい相手を信用してしまいがちだが、面識のない外国人に金銭の話をされたら、まず間違いなくロマンス詐欺と言っていいだろう。

 詐欺師の多くは適当にプロフィルをでっち上げ、本物の軍人の写真を流用するなどして相手を騙そうとする。少しでも怪しいと思ったら、具体的な相手の住所や年齢、趣味の話、親族関係などを問い合わせ、辻褄が合わなかった場合は問答無用でブロックするのが有効だ。

 ロマンスはそうそう簡単には訪れないということを、肝に銘じるべし!

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