朝から晩までぎっしりとスケジュールが組まれているが、メイン会場にはパスを持った招待客でなければ入れないとあって、一般人は広い屋外でたむろするしかない。それでもスカウトされるチャンスを求めてか、モデルの卵らしいハイファッションのスタイルの良い女性がたくさんいて、男性には目の保養となる事間違いない。
それにしてもニューヨークの女性の夏の定番ファッションと言えばTシャツにパンツやスパッツで、フットウェアは「フラッツ(カカトのない平たい靴)」「スニーカー」「ゾウリ」と決まっているのに、広場にはヒラヒラのカラフルなミニワンピースにこれでもかというほど高いヒール姿の女性がたくさんいる。こんな靴では10ブロックも歩けない。通りすがりの女性からは「クレージー! あんなにヒールが高くて歩ける訳がない」との声も聞かれた。
さすがに足が疲れたか、脱いでリラックスしようとする女性もいた。
バカ高い靴(値段もヒールも)をショーのランウェイやレッドカーペット以外の屋外で見かけるのはファッションウィーク以外にはない。
(セリー真坂)
参考サイト
http://www.mbfashionweek.com/