現地の報道をまとめると、ソウル江南警察署が14日までに、20代女性の告訴を受け捜査を進めていることを発表。女性は「ユチョンが4日未明、ソウル市・江南地区の遊興酒店(日本のキャバクラのような風俗店)に客として来店し、店内のトイレで私に性的暴行を加えた」と今月10日に訴え、事件当時に着用していた下着などを証拠として提出したという。
ところが、ユチョンは合意のうえの行為で、さらには女性に60万ウォン(約6万円)を支払っていたことを主張。ユチョンの所属事務所は、「相手の主張は虚偽で、一方的なもの。有名人に傷をつけるための悪意ある恐喝、脅迫に妥協しない」と容疑を否認していた。
ところが、一転、15日までに同署の関係者が一部メディアに対し、女性が告訴を取り下げていたことを認めた。また、「女性は『事件直後、ユチョンさんが自分のことをあまりにも軽く見ているような行動を取ったので気分が良くなかった。それで結局、告訴をすることになった』と話した」と説明。しかし、「性的暴行事件は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)ではなく、申告者の意志とは関係なく処罰の有無が決定する事案」と同署は捜査の継続を検討しているというのだ。
「ユチョンは現在、兵役中。抜け出してそういう店に行ったこと自体が問題で、厳罰が下されることになりそう。17年8月に兵役が終わっても、今回の事件のダメージにより、オファーがあまりなさそうだ」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト)
告訴は取り下げられても、日本のファンたちはショックなはずだ。