報道をまとめると、ジュジュンは現在、韓国のドラマに出演中。入隊直前の3月28、29日の両日、ソウル市内で行うコンサートで入隊に向けた心境を直接ファンに伝える予定。所属事務所は「ジェジュンが国の義務を果たすことに、多くの方が関心を寄せてくださっているとあって、本人はさらなる責任を感じている。ジェジュンは入隊までの残りの時間をファンや家族と楽しもうとしている」とコメントしているという。
日本では東方神起のメンバーとしてブレークしたジェジュンだが、01年9月、東方神起時代に所属していた事務所のオーディションがきっかけで、15歳で練習生となる。生まれは韓国の中部にある都市・チュンチョンナムドで、事務所があるソウルへ単身で上京したため、その生計のために早朝から新聞配達、食堂の店員などアルバイトをしながらレッスンに通い、やったことがないバイトがないというほど多くの仕事をし、映画のエキストラなどもしていた苦労人だ。
04年に東方神起が韓国でデビューし、翌年に日本進出すると日本での人気が爆発。音楽活動のみならず、10年には上野樹里主演のドラマ「素直になれなくて」で上野演じる主人公の相手役を演じ、俳優業にも進出したが、さらなる活躍が期待された矢先、東方神起の分裂騒動が巻き起こった。
分裂騒動を経てユチョン、ジュンスとともにJYJとして11年秋から活動を再開。しかし、様々なトラブルで東方神起時代のように日本でブレークするには至らなかった。
「東方神起の所属する芸能プロに気兼ねして、大手のメディアがJYJのことを扱わなくなったが、ジェジュンは日本での人気が東方神起のメンバー1とも言われていただけに、日本での人気は相変わらず高かった。昨年、大手芸能プロのバックアップが決まり、再ブレークの兆しが見えたが、またまた金銭トラブルが発生し、その芸能プロが手を引いてしまった」(芸能記者)
JYJは昨年11月に東京ドームで2日間公演を開催したのを皮切りに大阪、福岡でドームツアーを開催。1月に日本初シングル「WAKE ME TONIGHT」を発売し、初週で約13万6000枚を売り上げオリコン週間シングルランキング初登場2位となった。
ジェジュンは今年1月21と22日に横浜アリーナでバースデーイベントを開催。2日で2万5000人を動員していただけに、入隊時には日本から大挙してファンが駆けつけそうだ。
*画像は「K-POP 美男時代」の表紙