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トラブル続きのJYJ

 日本で絶大な人気を誇った5人組「東方神起」から離脱したジェジュン、ユチョン、ジュンスのユニット「JYJ」だが、再び日本のファンの前でパフォーマンスはかなり難しいという。
 「マネジメントしているのは東方神起時代と同じく大手レコード会社・エイベックスだが、JYJの事務所の韓国人の社長が、あるいわくつきの人物であるため昨年秋に活動休止を発表し『専属契約事態が無効とされる可能性が高まった』としていて、日本での活動はできない」(レコード会社関係者)

 それでも日本に多くのファンがいるだけに、JYJは東日本大震災発生後、NGO団体を通じて6億ウォン(約4300万円)を義援金として寄付し、6月7日にさいたまスーパーアリーナでのチャリティーコンサートの開催を発表していた。
 「当初、横浜アリーナで開催予定だったが、マネジメント権を持つエイベックスが同所に『こちらとの契約問題があるので、開催を許可できない』とクレームを入れ会場が変更に。スーパーアリーナ公演のチケットは8500円で、発売されたチケットは完売し、ネットオークションでは十倍近い値段に跳ね上がった。ところが、同所(さいたまスーパーアリーナ)がHPで『利用を許可していない』と発表。理由は横アリと同じでエイベックスとの契約問題。イベント主催会社はスーパーアリーナ側と交渉を続けているが中止に追い込まれる可能性もある」(同)

 この事態を受け、逆上したファンと思われる人物がエイベックス・松浦勝人社長のツイッターに「殺す」と書き込む穏やかでない“事件”も起こってしまったが、海外でもトラブル続きのようだ。
 「昨年のワールドツアーに12億4000万ウォン(約9300万円)投資した韓国の健康食品会社社長が『契約不履で損害を受けた』として今年3月、JYJの事務所社長やメンバー3人を詐欺罪で提訴し係争中。今年のワールドツアーが今月にスタートしたが、現地のプロモーターと事務所の折り合いがつかず、インドネシア公演が中止になった。韓国では3人が前所属事務所のSMエンターテインメントと専属契約の無効を求めた訴訟で係争中。日本同様、韓国でも活動ができない状態」(女性誌記者)

 JYJはトラブルが多すぎて“八方ふさがり”になってしまった。

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