梅雨明け時に迎えた記録的な猛暑。この日の番組では各地の週末に密着。都内で開かれたイベントや皇居周辺を走るランナーを取材していた。そんな中、生中継で登場したのが、フリーの田中良幸アナウンサー。彼が降り立ったのは、一昨日、6月としては全国で初めて40度を超えた群馬県伊勢崎市。
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Tシャツこそ着ているものの、マスク姿の彼は「すでに、この時間、30度を超えて、さらに今日は38度の最高気温の予想となっている」と解説しつつ、「それ以上に悲鳴を上げているのが農家の方ですよね」とキュウリを育てているというビニールハウスの前へ。
そして、その室内の気温として「39.3度」と語りつつ、「持ち主の中に入る許可をいただいたので入ってみます」と誰もいないハウスの中へ。
すると彼は入るなり、「うわっ、うわっ、もう、息を吸うのが大変なぐらいモワッとした気温となっています」と状況を説明。また、この暑さで巨大なキュウリが育ってしまい、商品としての規格を満たさず、農家の方が全て切り落としたことを明かした。
この後、田中アナは話題を変えて、別の場所にある無人の野菜の直売所について言及。外に置いておいた玉ねぎが暑さで傷んでしまい、回収したと語った。この後も、玉ねぎの話をそれとは直接関係のないキュウリのビニールハウスの中で話していた。
時折、「ハァハァ」と息を荒くしていた田中アナだったが、最後は「玉ねぎがここまで影響が出るほどの…伊勢崎市の…そういう暑さだったということです」と言葉が続かなくなってしまった。
スタジオで見ていたMCの谷原章介は「なるべく早くビニールハウスから出てくださいよ、良幸さん」と声をかけると、顔じゅう真っ赤の田中アナは「ありがとうございます」と辛そうに返していた。
田中アナが温室にいたのは約3分。過酷な状況の中で作業する農業従事者の大変さを訴えたかったことは理解できるが、ネットでは「暑いに決まってるだろ」「マスクはずせよ」「暑いに決まってるハウスに入るマスコミって」「なんのアピールだよそのマスク」「マスクはもういいだろ・・・」「誰か外せて言ってやれよ」と批判と心配の声が寄せられていた。