昨年11月に東京ドームでコンサートを行うなど、日本での活動を本格化させていたJYJだが、またその先行きに暗雲が漂い始めた。
複数の韓国メディアによると、ジュンスを告訴した2社は2013年4月から14年8月まで、ジュンスが巨額の資金を投じて済州島にオープンさせたホテルの建設に参加。ジュンスは2社に借用証を渡しホテルの建設資金を借りたが、約束の期日になっても返済されなかったため、2社は先月12日、ジュンスを詐欺容疑で韓国・済州の警察署に告訴したという。
これに対し、ジュンス側は「借用証を書いたのは事実だが、会計処理のために作っただけ。資金を借りた事実はない」と主張し否定し、さら2社が工事の資材費を着服したと反論しているという。
しかし、すでに済州地裁は先月、ジュンスに貸付金の支払いを命じるよう求めた2社の申し立てを受け入れ、ジュンスに対し2社にそれぞれ約30億3000万ウォン(約3億3000万円)と約18億7000万ウォン(約2億円)、計約49億ウォン(約5.3億円)を支払うよう命じていたという。
済州の警察署から事件が移管されたソウルの警察署の関係者は、今月中にジュンスを呼び出して事情を聴く方針であることを明らかにしたというから、ジュンスはいずれにせよ、巨額の返済を迫られそうだ。
「ジュンスは所得税19億ウォン(約2.1億円)を滞納していることが韓国メディアで報じられており、その台所事情は“自転車操業”の様相。先月の大阪・京セラドーム公演ではグッズが販売されないトラブルがあり、そのこともあってすでにJYJをバックアップしていた日本の大手芸能プロも離れたようだ。そんな中、ジュンスのトラブルが発覚し、またJYJが日本で活動できない状態に陥りそう」(音楽関係者)
またまたトラブルでファンを落胆させることになりそうだ。