六本木事情通によると、遠くに望む六本木ヒルズ森タワーを“方位磁石代わり”に、夕暮れどきの路地裏をのんびり散策するのが大人のたしなみなんだそうだ。
実際に歩いてみると、静かでデートコースにうってつけと感じた。隠れ家的バーでアルコールを入れたあとが勝負。2人の濃密な時間を過ごすため、さりげなく彼女をラブホにエスコートしたい。
けばけばしいネオンはNG。裏道に佇むホテル六本木は、周囲に「休憩¥」なんて下衆な料金表はない。外見上はラブホ色を一掃しており、建物内に入るとやっと部屋のスイッチパネルが並んでいる。おしゃれなビジネスホテルと勘違いする訪問客もいるから、女性にとっては入りやすいホテルといえる。
ウイークデーの2時間休憩が7000円〜、宿泊料金1万円〜と思ったほどは高くない。サービスタイムもある。
前出の事情通は「21数室しかないので、満室のときは319号をまたいで西麻布1丁目のラブホ(HOTEL Azabu)に行くのが必勝パターン」という。覚えておいて損はないエッチな大人の情報である。