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ドリフターズと志村けん(2)

 24歳のとき、故・荒井注の脱退を機に、ザ・ドリフターズの正式メンバーになった志村けん。そのおよそ6年前の付き人時代は、月収5,000円。のちのコンビ芸人・マックボンボン時代は、5万円。ところが、ドリフ加入後は一気に50万円に跳ね上がった。ここから、運命の歯車が動きはじめた。

 伝説の『8時だヨ!全員集合』(TBS系/69年〜)は、会場に小学生を中心とした観客を入れ、オール生放送でお届けするコント番組。斬新かつ超冒険的だったため、最高視聴率50.5%を叩きだすモンスター番組になった。しかし、制作・出演する側の苦労は絶えなかった。

 コントの台本は基本、放送作家が作ってきたが、いかりや長介がすべて却下。結局、オンエアの前々週の木曜日に、メンバーがアイデアを振り絞って、プラン会議を開いて、1から練りあげた。使用する道具の発注があるため、その日に決まるまでは帰れないという、鉄の掟があった。金曜日は、立ち稽古。土曜日は、生本番。毎週、この繰り返しだった。

 ちなみに、同番組から生まれた「ひげダンス」。これを編み出したのも、志村だ。当時は仲本工事と組んでおり、加藤茶が低迷していた。その加藤をピックアップするため、何かできないかと考案。独特の音楽を聴いたとき、咄嗟に肩が動き、無声でいこうというインスピレーションが働いた。この瞬時のひらめきが、一大センセーショナルにつながった。

 80年、30歳のときにスタートしたのが、バカ殿。トップアイドルにコントをさせ、一流俳優に笑いを取らせるという新手の手法は、ズバリと当たった。同キャラクターは、誕生から30年以上たった現在でも根強い人気。特番のなかで、しっかり生きている。

 コメディ界のリビングレジェンド、志村。次回の最終話では、金、女、交遊録など、気になる部分にメスを入れよう。(次週へ続く) (伊藤由華)

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