同サイトでは「やしきたかじんは、2012年1月に食道がんと診断され、1年2カ月の療養期間を経て番組復帰をさせて頂くほど順調に回復しておりましたが、復帰後すぐに体調不良を訴え、再び休養させていただきました」とこれまでの経緯を説明。「休養中、もう1度皆様に元気な姿をお見せできる日を目指し、闘病を続けてまいりましたが、2014年1月3日、安らかに天国へと旅立ちました。享年64でした」と、たかじんさんが復帰を目指していた半ばで亡くなったことを報告した。
葬儀はたかじんさんの強い意志に従い近親者のみで密葬を済ませたそうで、しのぶ会等の開催は未定だという。
8日付けの各スポーツ紙はこのニュースを大々的に報じているが、闘病生活を献身的に支え、昨年秋に約3年の交際を経て再々婚した30代の一般女性が最期まで付き添い、密葬には娘ら一部の親族も駆けつけたという。
たかじんさんの死を受け、辛坊治郎キャスターは8日放送の、解説を務める読売テレビの朝の情報番組「す・またん&ZIP!」で涙をこぼすと40秒近く沈黙し、「格好よかった。歌ってね、一杯飲んでね、いっぱいタバコ吸ってね…いっぱい人を愛して、いっぱい女性を愛して。何より大阪を愛していた」と偲んだ。
タレントの志村けんは8日早朝ブログを更新し、「大阪の番組呼んでもらい 何軒も飲んでいただきました カラオケも行き気楽に歌ってファンサービス」、「これから歌聞いて飲んで泣きます たかじんさん ありがとう 休んでください」と偲んだ。
また、在阪の民放テレビ3局はたかじんさんの名前が付いた番組を継続する方向で検討を始めたというだけに、たかじんさんはいつまでも視聴者や番組出演者の心の中で生き続けることになりそうだ。
画像:やしきたかじんオフィシャルウェブサイトから http://yashiki-takajin.jp/