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埼玉のラーメン屋店主が家出少女らを住宅に住まわせて売春させる

 警視庁少年事件課は3月4日までに、家出少女らを借りていた住宅に住まわせて、売春させていたとして、売春防止法違反(管理売春)の疑いで、ラーメン店経営者の男(29=埼玉県川越市仙波町)ら5人を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年1〜4月、家出中だった千葉県内の無職の少女(当時18)を、川越市内の一軒家に住まわせ、出会い系サイトで募った42〜60歳の男性3人を相手に、近くのホテルで売春させたとしている。

 男が女性を装って、出会い系サイトで客を集めて売春させており、今年2月に住宅を家宅捜索した際には、15〜24歳の女性4人が待機していた。

 同課によると、行き場がなかった無職少女は、男から「この家に住むなら、援助交際をしないとダメだ」と脅され、約3カ月間で約200人の男性客を相手に、1人2万〜4万円で売春させられていたとみられる。男は12年10月頃から、家出した少女らを集め、家に住めることなどを条件に売春させていたという。

 無職少女は昨年6月、当時住んでいた東京都江戸川区の風俗店の寮で、死産した子どもの胎児をトイレに流したとして死体遺棄容疑で逮捕され、その後の捜査で、「男に売春させられていた」と供述したことから発覚した。

 また、関係先を家宅捜索した際、川越市内のアパートで、埼玉県加須市の中学3年の女子生徒(15)ら2人が、乾燥大麻など3.9グラムを所持していたとして、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕した。この女子生徒らも家出中で、売春を強要させた疑いがある。
(蔵元英二)

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