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中邑真輔も大歓迎!ダニエル・ブライアン復帰へ“Yes”【WWE】

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©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間21日、テキサス州ダラスで主力ブランド、スマックダウンを開催。ダニエル・ブライアンGMがリング復帰を電撃発表すると、さらに、コミッショナーに暴行を加えたケビン・オーエンズとサミ・ゼインに解雇を告げる波乱が起きた。

 スマックダウンGMのダニエル・ブライアンがWWEリング復帰を電撃発表した。オープニングに現れたブライアンは「2年前の引退は自分の人生で一番辛い出来事だった。リングに復帰したいのにできなくて落ち込んだ時期に私の妻が“諦めるな。夢のために戦え”と励ましくれた。復帰は不可能に思えたが、ついに許可を出してくれる医者に出会うことができた。サポートしてくれた妻ブリー・ベラ、医師、WWE、そして、ファンに感謝を伝えたい」とWWEのリングに復帰できることを報告した。さらに、復帰時期が決まっていないことを伝えると、復帰を歓迎するファンからは会場の看板を指差して大“レッスルマニア”チャントが発生。「レッスルマニアでの復帰はいいアイデアだと思うかい?どうなるかわからないけど、俺はWWEのリングに復帰するぞ!」とブライアンが力強く復帰宣言すると、ファンはYesチャントで声援を送った。

 WWEのスーパースターの中でも高い人気を誇るブライアンは、2016年2月に自身のツイッター、及び番組で、医療上の理由により引退することを発表。同年7月にはスマックダウンGMに就任しながらも復帰を目指していた。WWEでブライアンとの対戦を望んでいた中邑真輔も「素晴らしいニュースだ。もう誰も願う必要はない。自分たち自身の目で見ることができる」と #NakamuravsBryan のハッシュタグを付け、Twitterで英語でコメント。さらなる夢の対決を予感させた。今回のブライアンの復帰でWWEに再び“Yesムーブメント”が巻き起こるのは間違いないだろう。

 そんなブライアンにいきなり因縁が勃発した。先週コミッショナーのシェイン・マクマホンに暴行を加えたケビン・オーエンズとサミ・ゼインがブライアンGMの呼び込みでリングに現れた。ブライアンのリング復帰をお祝いする2人だったが、真剣な表情を崩さないブライアンGMが暴行映像を見せると「笑いごとじゃない。これは事件だ。シェインはお前たちのためにレッスルマニアの試合を組んでくれたのに」と事の重大さを伝えると、続けて「こんなことはしたくないけど、2人はクビだ」と突然の解雇通告をした。

 呆然とする2人だったが、怒りがこみ上げてくるとブライアンGMを襲撃。一時は串刺しドロップキックの連打で反撃するブライアンGMだったが、2人に捕まると、ゼインのヘルヴァキック、さらに、オーエンズが場外からエプロンへポップアップ・パワーボムを決め、シェーン・コミッショナーに続き、ブライアンGMにも暴行を加えた。この抗争はプロレス界世界最大のビッグイベント『レッスルマニア34』(日本時間4月9日 ニューオリンズ、メルデセス・ベンツ・スーパードーム)まで続くのだろうか?ブライアンの復帰により、レッスルマニア以降の展開も楽しみになってきた。

文・どら増田
写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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