オープニングでカート・アングルGMがブロック・レスナーの登場を予告すると、謹慎中のロマン・レインズが現れた。
アングルGMは「不法侵入だ。謹慎中だから会場から出ろ。レッスルマニアまでの我慢だ」と説得しようとするも、忠告をムシするレインズは「今夜レスナーと対峙するまでここを動かない」とリング中央に座り込んでしまう。そこに警備員が現れ、レインズに手錠をかけて連行しようとすると、そこへ狙っていたかのようにレスナーが登場。
手錠で身動きができないレインズをスープレックスで投げ飛ばすと、パイプ椅子を使ってめった打ち。最後にはF5でレインズを沈めると雄叫びを上げてリングを後にした。深刻なダメージを負いメディカルスタッフに担架で運ばれるレインズだったが、バックステージに帰ったはずのレスナーが再び襲撃。縛られたレインズを担架ごとなぎ倒すと、満足げにその場から立ち去った。
さらに因縁が深まったレスナーとレインズは『レッスルマニア34』(日本時間4月9日、ニューオリンズ、メルデセス・ベンツ・スーパードーム)でユニバーサル王座を懸けて戦うことが決定している。既にWWE王座戦が決定しているAJスタイルズ対中邑真輔と、どちらをメインにするのか、日本のファンの間で注目を浴びている。
またこの日、サウジアラビアで開催される『ザ・グレイテスト・ロイヤルランブル』大会(現地時間4月27日)で、7試合の王座戦が行われることが発表された。WWE、ユニバーサル、インターコンチネンタル、US、ロウタッグ、スマックダウンタッグ、そしてクルーザー級の7王座戦が、史上最大規模の50人のスーパースターによるグレイテスト・ロイヤルランブル戦に華を添える。この大会にはロイヤルランブル2018優勝者の中邑真輔も出場を予定している。この大会の詳細は後日発表されるとのこと。今後の展開に期待したい。
文・どら増田
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