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デスマッチ少なめでも出血大サービス! 大日本はビッグマッチ前でも手を抜かない(2)

 いよいよ迎えたメインイベントは、宮本裕向&木高イサミ&竹田誠志vs.伊東竜二&アブドーラ・小林&星野勘九郎の、蛍光灯ボード6人タッグデスマッチ。ロープのニ面に蛍光灯が、ニュートラルコーナーに蛍光灯ボードが粛々と設置されていく。
 宮本と伊東がライバル意識をバチバチと燃やす中、最初に被爆したのは伊東。それをきっかけに蛍光灯を駆使した場外乱闘が始まる。戦いがリング内に戻ると、両者とも持ち込んだ蛍光灯を武器に激しく被爆し合う。「どちらが蛍光灯をうまく使えるか」こそが、蛍光灯デスマッチの醍醐味である。
 宮本組は伊東を集中攻撃。横浜文体の金網マッチを意識したか、伊東と宮本のムーンサルト対決も見られた。
 試合は宮本組の集中砲火を耐えしのいだ伊東が、木高を蛍光灯でKO。帰っていく宮本に、「試合後のマイクまで含めて王者だろ!」と痛烈なマイクを浴びせる伊東であった。
 試合後の会見では、宮本、伊東ともに「金網を単なる閉じ込める物としてではなく、高さを使って見せる試合をしたい」と宣言した。
 5/4横浜文体を控えながらも、出し惜しみのない大会を届けてくれた大日本。5・4文体の15周年大会にもますます期待がかかる。
 
 全試合結果は以下の通り。
 
◆大日本プロレス『15周年DEATHツアー』後楽園ホール大会
2010年4月28日(水)開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール

<メインイベント 蛍光灯ボード 6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>
○伊東竜二、アブドーラ・小林、星野勘九郎
(22分29秒 体固め)※ドラゴンスプラッシュ on the 蛍光灯束
宮本裕向、●木高イサミ、竹田誠志

<セミファイナル BJW認定タッグ王座決定トーナメント決勝戦 ハードコアタッグマッチ 30分1本勝負>
○葛西純、“黒天使”沼澤邪鬼
(21分11秒 片エビ固め)※垂直落下式リバースタイガードライバー
関本大介、●佐々木義人
※葛西組が第29代王者チームとなる。

<第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○佐々木貴、シャドウWX、忍
(16分2秒 片エビ固め)※D−ガイスト
岡林裕二、河上隆一、●大橋篤

<第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
怨霊、旭志織、○正岡大介
(12分36秒 片エビ固め)※D.K
MEN’Sテイオー、●塚本拓海、橋本和樹

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○田村欣子、米山香織
(3分13秒 片エビ固め)※ランニング・エルボーバット
マルセラ、●タニー・マウス

<オープニングタッグマッチ 20分1本勝負>
谷口裕一、○松山勘十郎
(11分48秒 片エビ固め)※陣太鼓
大黒坊弁慶、●くいしんぼう仮面

(「新宿のフォレストガンプ」杉田透 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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