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やはりメジャーでの日本人野手の評価は低し! 開幕スタメンはイチローだけ

 マリナーズ対アスレチックスの日本での開幕2連戦は別として、4月6日(日本時間7日)、米本土でメジャーリーグ公式戦が開幕した。

 気になるのは日本人選手たちの動向であるが、開幕戦ではやはり日本人野手の評価が、すこぶる悪いことが如実に表れた。

 日本人野手の中でスタメンに名を連ねたのは、アスレチックス戦に臨んだイチロー外野手(38=マリナーズ)のみだった。マイナー契約ながら、オープン戦では打率.455で首位打者となり、米本土での開幕メンバー25人に選ばれた1年目の川崎宗則内野手(30=マリナーズ)は、スタメンどころか出場機会がなかった。

 日本で3度の首位打者という看板を引っ提げて、ポスティングシステム(入札制度)でブルワーズ入りした青木宣親外野手(30)は、スタメンから外された。青木はカージナル戦で2-6のビハインドの5回裏無死一、三塁の場面で代打出場したが、空振り三振でデビュー戦を飾れず。守備に就くことはなく、そのままベンチに下がった。青木は「何とかバットに当てないといけない。最低限の仕事ができなかった」と反省。

 インディアンスからホワイトソックスに移籍した5年目の福留孝介外野手(34)は、レンジャース戦で出番はなし。福留は「このチームではこういう形の起用法になるんじゃないかな」と、さばさばとした様子。

 また、日本人野手の評価を下げた元凶ともいわれ、マイナー落ちしたツインズの西岡剛内野手(27)は、ツインズ傘下の3Aロチェスターのユニフォームで、シラキュース戦に2番二塁で出場。3打数無安打、1四球1三振でノーヒットに終わった。

 浪人中の松井秀喜外野手(37=前アスレチックス)の他、日本人野手は5人いるが、開幕スタメンで出ることができたのは、結局イチローだけ。日本では絶対的なレギュラーだった青木も川崎も、メジャーでは厳しい状況にさらされそうだ。
(落合一郎)

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