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新日本アメリカ東海岸3連戦にロッポンギ3K、ロックンロール・エクスプレス参戦!

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ロッポンギ3K

 新日本プロレスが米ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィアの東海岸3都市をめぐる『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』(現地時間9月27〜29日)の第2弾参加選手が発表された。

 既に、棚橋弘至、飯伏幸太、オカダ・カズチカ(27、28日のみ)、石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、内藤哲也、EVIL、SANADA、鷹木信悟、BUSHI、ジェイ・ホワイト、タマ・トンガ、タンガ・ロア、KENTAの出場が決定している。

 今回はロッポンギ3KのSHO、YOH、ロッキー・ロメロ、鈴木軍のランス・アーチャーの参戦を発表。そしてサプライズとして、WWE殿堂入りを果たしているレジェンドタッグチーム、ロックンロール・エクスプレスのリッキー・モートン、ロバート・ギブソンが登場すると決定した。

 ロッポンギ3KのSHO、YOH、ロッキーの3選手は8月の『スーパーJカップ2019』に続いてのアメリカ大会参戦。Jカップでは、シングルプレーヤーとして出場したが、今回はトリオでの闘いや、CHAOS勢とのタッグが期待される。

 アーチャーはダラスで7月に行われた『G1クライマックス29』開幕戦以来のアメリカ大会出場。ダラス大会では“鉄の爪”フリッツ・フォン・エリックやそのファミリーが得意としていたアイアンクローならぬEBDクローを引っさげて凱旋。ウィル・オスプレイから3カウントを奪っている。

 今回サプライズ発表されたロックンロール・エクスプレスのリッキー・モートンとロバート・ギブソンは、なんと今回が新日本初参戦。1985年ごろからジム・クロケットJr.がプロモートしていたNWAミッドアトランティック地区に転戦すると、キャラクターの強いタッグチームが数多く生まれた。特にミッドナイト・エクスプレス(ボビー・イートン&デニス・コンドリー)との抗争はミッドサウス時代からドル箱カード。日本でも当時テレビ東京のレギュラー番組だった『世界のプロレス』で放送され、ザ・ロード・ウォリアーズとともに来日前から日本でも人気があった。

 日本ではクロケットのルートから新日本ではなく、1988年に全日本プロレスに初来日。アジアタッグ王座に挑戦したり、アメリカでは実現不可能だったブリティッシュ・ブルドッグス(ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス)と対戦している。

 NWAが世界最高峰と言われていた時代のNWA世界タッグ王座を4度獲得した他、タッグタイトルは数え切れないほど獲得している。クロケットと決別し、NWAからAWAに移籍したものの、AWAにアメリカ3大団体(NWA、AWA、WWF=現WWE)と言われた頃の勢いはなく、クロケットと和解し、クロケットが設立したWCWに参戦。クロケットがWCWを身売りすると、そのままクロケットが旗揚げしたSMWを経て、AWAの流れをくむUSWAに転戦。1996年には日本のFMWに来日し話題となった。その後、WCWとWWFを行き来していたが、近年はアメリカのインディー団体に参戦し、オールドファンを喜ばせているという。

 バレットクラブのチェーズ・オーエンズは、リッキー・モートンが自身の師匠であると以前のインタビューで公言しており、今後の展開も気になるところだ。

 ロックンロール・エクスプレスは新日本の公式動画で「やあ、みんな!新日本プロレスについての発表がある。俺たち、ロックンロール・エクスプレスが『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』に出場するぞ!9.27ボストン、9.28ニューヨーク、9.29フィラデルフィアをロックンロールに染め上げてやるよ!絶対に見に来いよ!」と力強いメッセージを寄せている。見た目も“あの頃”と変わっていない。初めての“ニュージャパン”にロックンロールを吹き込んでくれるはずだ。

(どら増田)

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