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お宝写真集を探せ!

 定価の100倍ものプレミアがつく“1冊千金”の本がある。女性タレントの写真集だ。ヌードが多いが、オカズにするとは限らない。買うのはマニアやファンがほとんど。東京・神田の古本屋街にあるシニセの写真集専門店には超人気のレアものから、訳ありで高騰した珍品がズラリ。そんな“お宝”を探し出して見ると。

 写真集にプレミアがつくには、2つの理由がある。今は有名タレントが無名のころにヌードになっているものか、発行部数が少ないかだ。
 <高額写真集ベスト10>第1位、ZARDの故坂井泉水さんの『NOCTURNE』は前者の典型。坂井さんが歌手デビユーする前、蒲池幸子の芸名だった下積み時代に撮られた唯一のセミヌード写真集だ。
 「一時は値が下がった時期がありましたが昨年5月、ショッキングな死を遂げてから再び上昇しました」と解説してくれたのは、東京・神田のアイドルグッズ専門店で知られる荒魂書店の鎌田俊一店長。清純派で売った坂井さんのセミヌードが拝めるとあって定価の100倍を超える19万円。高額にもかかわらず、ちょくちょく売れるというから驚きだ。
 2位は、“ロングセラー”といっていい女優、関根恵子(現・高橋恵子)の『関根恵子 PICTORIAL』。購入するのはと同世代の男性。青春の1ページを思い出させてくれるお宝ヌードなのか。
 若手の巨乳女優として売り出し中の真木よう子『月刊真木よう子』は、月刊という発売スタイルが原因。
 「月刊は雑誌扱いのため、買い損なうと入手困難になる。だから、月刊の写真集を持っている方は大事にしたほうがいい」(鎌田店長)
 ベストセラー写真集のほとんどがランクには入っていないが、例外的に根強い人気を誇るのが菅野美穂のヌード写真集。出版社とのトラブルで発売中止になったため、未開封の完全本はネットで4〜5万円にもなったことがある。ちなみに衝撃的だった宮沢りえの写真集は発行部数が多すぎて、プレミアはついていない。
 トップ女優がヘアヌード写真集を盛んに出す時代があった。しかし、最近は映画では脱いでも、写真集には首を縦に振らないタレントが多くなった。
 「脱いでいただかないと、将来的に私どもの商売に影響するんですが…」と鎌田店長は嘆くことしきり。
 ま、それでも写真集を買ったら、トラブルが起きることを期待して本棚に大事に飾っておきますか。

○高額写真集ランキング
1位 坂井泉水「NOCTURNE」190000円(定価1800円・白泉社 1990年7月30日発売)
2位 関根恵子「関根恵子 PICTORIAL」39000円(定価2200円・集英社 1982年4月30日発売)
3位 紺野美沙子「うさぎ恋し」29000円(定価1500円・小学館 1984年2月25日発売)
4位 真木よう子「月刊真木よう子」24000円(定価1500円・新潮社 2007年2月13日発売)
5位 岡江久美子「華やかな自転」22000円(定価1800円・講談社 1982年5月24日発売)
6位 朝加真由美「翅をください」19000円(定価1800円・講談社 1982年9月10日発売)
7位 浅野ゆう子「Night On Fire!」18000円(定価1600円・集英社 1987年1月30日発売)
8位 藤田朋子「遠野小説」17000円(定価3800円・風雅書房 1996年4月3日発売)
9位 河合奈保子「KAWAI奈保子」14000円(定価1280円・近代映画社 1981年8月5日発売)
10位 菅野美穂「NUDITY」7800円(定価3800円・ルー出版 1997年8月22日発売)

○写真集はここで探せ
 神保町に3店舗をかまえる荒魂書店では、写真集からアイドルの立て看板まで幅広いお宝がそろう。新店・ARATAMAでは常時数千冊の写真集が並ぶ。
 「新店・ARATAMA」千代田区神田神保町1-3-5寿ビル

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