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「アウトレイジ」から「昼下がりの情事」まで。独特の“凄(すご)み”がエロい俳優・三浦誠己とは

 かつてお笑いコンビ「トライアンフ」を結成しデビュー、コンビ解散後に俳優の道へ進んだ三浦誠己。2003年公開の行定勲監督の「きょうのできごと」で、強烈な個性を放つ西山役を熱演し一躍注目を集めて以来、「青い春」「バーバー吉野」「血と骨」「北の零年」など数々の映画作品に出演。「凄みのある演技」がエロいと話題の俳優だ。

 昨年は「ニセ札」、「蟹工船」、「ヤッターマン」、「しあわせカモン」などの出演作が公開され、今年は春公開の「パレード」、現在公開中で北野武監督の新作「アウトレイジ」など数本の作品に出演。その間にドラマのゲストとしても出演し、とにかく出演作品が多い三浦誠己。「ニセ札」のように印象深い役から、「ヤッターマン」や「魁!!男塾」など、180度イメージが違う作品もある。しかしながら三浦誠己の独特な存在感と鋭い演技は、どの作品においても登場シーンに緊張感を与え、空気を変える力がある。

 元の所属事務所である吉本興業の笑い芸人、木村祐一監督が監督した「ニセ札」。地味ながら高い評価を得ているこの作品で、三浦はニセ札づくりに加担する帰還兵を演じ、凄みを利かせた演技で観客を魅了。そして、今年有料チャンネル放送(劇場では限定公開)された古式ゆかしきロマンポルノ「団地妻 昼下がりの情事」(中原俊監督)では大胆な濡れ場を演じ、まさに甘さと辛さを兼ね備えた、個性派俳優として実力を見せ付けた。

 そんな三浦誠己の最新出演作映画『結び目』(小沼雄一監督)がシアター・イメージフォーラムにて現在公開中だ。こちらの作品での三浦の役どころは、主人公の絢子(赤澤ムック)を元のオトコである啓介(川本淳一)に取られまいとする夫役。敵を追い払おうとする男の凄みに加え、夫婦の寝室のシーンもあり、三浦の見せ場が豊富な作品。35歳の男の魅力がいかんなく発揮されている。

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