V.Iといば、韓国で先月から不祥事のニュースが相次いで報道され、2月27日には、自身が役員を務める会社による投資家への性接待あっせん及び違法薬物吸引疑惑に関連して警察の事情聴取を受けていた。
公式サイトでは中止理由について「諸般の事情により」とのみ理由が説明されている。
韓国メディアによると、所属事務所は「V.Iは3月9日、10日の日本・大阪、17日のジャカルタコンサートを、やむを得ずキャンセルすることになりました」と発表したのだとか。
さらに、「V.Iはコンサートだけではなく、この他全てのスケジュールを中止し、今後行われるすべての警察の捜査に積極的に協力していく予定です」と説明したというのだ。
そんな状況に追い討ちをかけるように、28日夜、一部韓国メディアがV.Iの脱税疑惑を報じた。報道によると、韓国の国税庁はV.Iが一時期、運営していたヒップホップバーが税金を脱税していたとの情報を入手し、内偵に着手したというのだ。
「警察当局は今回の捜査にかなり本腰を入れている。すでに3つの疑惑が浮上しているが、全部がシロということはまずあり得ないだろう」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト)
BIGBANGといえば、米国経済専門紙・フォーブスが選び16年に発表された、「世界で最も稼いだスター100」に韓国の歌手としては初めてランクイン。ちなみに1年間の収入は4400万ドル(当時のレートで約44億円)。日本での稼ぎもかなりの割合を占めていたはずだが、今後、V.Iのおかげで関係各所に甚大な損害を与えそうだというのだ。
「ライブの中止で早くも実害が出てしまった。事件がはじけてしまえば、CDの回収などさらなる損害が出そう。グループからの脱退も避けられないだろう」(芸能記者)
BIGBANGで儲けて来た関係者にとって、眠れぬ日々が続きそうだ。