情報番組「直撃LIVEグッディ!」(フジテレビ系)では、キャスターの安藤優子が「なぜ、このTシャツをわざわざ着たの」「もしこういうものでウケるということを狙ったんだとすれば、それ自体が非常に不愉快」とコメントしたものの、スタジオにいたサバンナ・高橋茂雄は「意図があってやるんやったら、もっとわかりやすくやると思うんですよね」「普通に考えたらスタイリストさんが用意して、事務所が持って来たもの」と、メンバーには非がないと徹底して擁護する姿勢を示した。また別日には、BTSをよく知るトレンディエンジェル・斎藤司も「人懐っこいし、本当に日本語も上手だし、ああ好きなんだな日本のことみたいに、僕は個人的には感じたんです」と、メンバーを擁護するコメントを行った。
すると、モデルで女優の濱松恵は、自身のブログで「日本語が上手なのと、今回の問題は全く別。原爆をネタにする行動が非人道的だと思わないのなら、お前も同じTシャツ着てもう一回グッティ(原文ママ)に出てみろ。なんて浅はかなコメント」と、斎藤のコメントを強く批判。
さらに、BTSについては「こいつら自称『世界で大ヒットしてるグループ』らしい。だったらわざわざ敵対国で活動しようとすんな」と綴り、日本で公演を行うことについても「日本人としてドーム側も主催者側も中止にしなきゃ駄目だろーが。こいつらの全く反省しない悪意ある行動を見ても、擁護し続けてる頭がお花ちゃんになってる女たちが日本に数多くいる事も大問題だろ。被爆者の気持ちが分からない人間がこんな状況の中、日本で金稼ぎに来てる事を黙認している日本に疑問」と辛辣な意見をアップしている。
また、過去にはアーティストに対してではないが、マツコ・デラックスも、K-POPをアピールする韓国人に番組で激怒したことがある。
2012年に放送されたバラエティ番組『なかよしテレビ』(フジテレビ系)にて、アジア人が集まり、「エンタメ自慢!世界に自慢できる芸能人がいる国は!?」というテーマが議論された時のこと。
番組の中で、ある韓国人は「日本の芸能界は草野球。韓国の芸能界はプロ野球レベル」と主張したのだが、これにマツコは「ちょっとアタシ、納得できない」と不快感を露わにした。さらに、マツコは「K-POPとか見てるとアメリカのパクリにしか見えないの。世界で通用するって言ってるけど、その世界ってのはどこを差してるの? アジアの同じような顔をしたところで、アメリカの模造品をやってキャーキャー言われるのが、世界の市場だと思われているんでしたら、それで結構ですけど」と反論。
これに対し韓国人は、K-POPはEUや米国に進出して評価されていると返すも、マツコは「アメリカで評価されることがすべてなの? (日本は)あんた達の音楽も受け入れてやってんじゃないの! それでいいじゃないの! なんて素敵な国なのよ、世界の文化を受け入れてる国じゃない! なんの文句があるよの! ありがとうって言われても、文句は言われる筋合いはねぇんだよ! これだけ懐の深い国がどこにあるんだよ! 出てけ! 嫌だったら出てけ! 受け入れてやってんだよこっちは!」と大激怒。そして、スタジオ出演者に指を差し「おまえらも、おまえらも、受け入れてやってんだよ!」と声を荒げたのだった。
マツコはBTS問題に関してはコメントを発表していないが、今回の騒動で再び、K-POPに対する不快感が蘇っているかもしれない。