晩婚化が進み、社会に出て働く女性も多いので、30代の独身女性も増えています。ですから結婚せずに独身でいることに違和感がなくなってきました。
彼女たちはバブルの時代に育ち、勉強して有名大学に入学し、有名企業に就職すれば一生安泰、と言うコースを歩むことに不安も抵抗もありませんでした。そしてその通りの収入と安定を手に入れ、快適な生活をしているにもかかわらず、周囲から「結婚」をせかされるようになりました。
はてな匿名ダイアリー「アラサー女が結婚についてつらつら考えてみた」(http://anond.hatelabo.jp/20101103193851)では、まさにそうした女性の心理が綴られています。告白者は、安定した収入と職を得て快適な生活を送っており、結婚に全く魅力を感じず、キャリアを捨てて結婚したいとは考えていません。告白者が考える、結婚しなければ理由とは
1)子供が欲しい(またはできた)
2)職、収入が安定していない(生活が安定していない)
3)一生一緒にいたい、大好き、と思える人と出会った
4)世間体が気になる
告白者は今まで世間体を気にしたこともなければ、大好きな人と出会えたこともない、収入は安定しているし女性は子供がほしくなければ、結婚はデメリットしかない、と考えたそうです。そこで、
「でも、結婚をしないと周囲からあれこれ言われることも多いから、最近は書類上だけの結婚をしたいなーとも思う。お互い干渉せず、自活して生活(別居)できるなら結婚したい。(理由としては4)」
そんな結婚生活をしたいと考える男性は少ないでしょう。結婚に魅力を感じてと言うより、告白者は結婚のデメリットしか見ていないと思います。デメリットも結婚の「現実」のひとつなので、認識しておくことは大切です。しかし、どんなに大好きになる可能性がある男性と出会っても、こんな態度で恋愛に望まれたのでは、男性側から
「本気の、結婚を考える交際はごめんだ」
と避けられ、真剣な交際になる前に打ち切られる可能性が高いでしょう。
結婚にはもちろんデメリットがあります。しかしデメリットと同様にメリットも存在します。そのメリットすら自分にとって価値がない、と決めつけていては男性に避けられるかもしれません。(松田)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/